オーシャンズ13

エミ またまたきましたね、スティーブン・ソダーバーグ監督の「オーシャンズ」シリーズ。相変わらず、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモンと大物ぞろい!
トモ 11人、12人、13人ってだんだん増えてて、まだ続編があるんじゃないかって期待しちゃう!映画館もすっごい混んでたし。
エミ 洒落がきいてて、大人向けの映画って感じ。アル・パチーノ演じるホテル王バンクにエリオット・グールド演じるルーベンが陥れられるところから始まるんだよね。
トモ 一緒に巨大ホテルを立ち上げるはずが、土地をとられてルーベンが倒れちゃうんだもん。いつ死んじゃうかってハラハラしたよ。
エミ ルーベン、途中までずっと寝たきりだったし。でも、ただじゃ転ばないところがかっこいい。復活する瞬間にはしびれたね〜。
とも しっかし、リベンジするために、オーシャンズの仲間たちが考える計画の壮大なこと。
エミ あまりに壮大すぎて「ありえね〜」って笑っちゃったよ。
トモ 特に、超大型の掘削機でホテルの周りを掘って地震を起こす計画、水道管とか大丈夫なのー?って心配しちゃった。
エミ 私は個人的にブラッド・ピットの下手な変装がうけたな。怪しい地震学者なんだけど、本人にしか見えない(笑)
トモ 随所に散りばめられた小ネタも最高だけど、今回は仲間の絆が描かれてて素敵だった。一人のためにみんなで力を合わせる。いいね!
エミ そうだね。あまりにすごいリベンジで、バンクがちょっとかわいそうになっちゃったけど(笑)
トモ 暑い夏を忘れられる小気味いい映画だね。
エミ うん。でも、オーシャンズの絆は「熱い」よ!
トモ また、うまいこと言っちゃって…。



プロヴァンスの贈りもの

理沙 夏になるといつも恋がしたくなるんだよね〜。しかもちょっと切ない恋!
由実 それなら「プロヴァンスの贈りもの」がオススメ!
理沙 確か、南仏プロヴァンスを舞台にしたストーリーだよね。実はここ最近、新聞や雑誌で“今年の秀作”って書いてあったから気になってたの。
由実 主人公はかなりやり手のディラーでね、違反ギリギリのラインで売買したり、自分が尊敬する上司のポストを、上司の休暇中に奪ってしまうような強欲な人なんだけど、父親同然の叔父の死をきっかけに、幼少の頃過ごした土地に行き、本当に大切にしなきゃいけないものに気づくっていう話なの。
理沙 …なんだかよくある話だね。
由実 確かに一見よくあるストーリーなんだけど、何度となく出てくる幼少時代の回想シーンが、今の、お金がすべての生活を選んだ自分と、叔父との生活の中で人生の楽しさ学んでいた子供時代との幸せに対する価値観の違いをうまく表していて、見ていてすごく心地いいんだよね。
理沙 成功は必ずしも幸せではないってことか…。あれ? 切ない恋の話はないの!?
由実 もちろん、ありますよ〜! 本当は大好きな土地なんだけど、今の成功は情を持たないことで築いたものだから、迷わず売却の手続きを始めた矢先に運命の女性と出会うのよ!!
理沙 …ますますよくある話じゃなですか!!
由実 それが、その運命の女性っていうのが、街一番の美女なんだけど、昔、夫に虐待されたことから男性を一切受け入れられなくなってしまった人なの。人生の中盤にさしかかった男女が、人生を振り返りながら徐々に閉ざした心を開いていく…ていうのが、プロヴァンスの美しさと重なって、ものすごくキュンっとなるんだよね。とくに、初めて女性が心を許してキスをするシーンはグっときたなぁ。
理沙 キスシーンが素敵な映画っていいよね。しかも、ごく普通のシーンだと余計いいよね。
由実 わかる〜! この映画もごく日常のひとコマなんだけど、そこがかえってドラマチックじゃないからこそキュンとなったんだよね。
理沙 じゃあ、今回は評判通りのいい映画だったんだね。
由実 うん! 私が見た回は圧倒的に社会人が多かったし、とくに大人にオススメしたい素敵な映画だと思うよ!
理沙 わたしも「プロヴァンス〜」を見て、大人の恋の勉強をするかな♪
由実 …人の話をちゃんと聞く前に結果を知りたがるあんたには、“勉強”にはならないかもよ?